富士山登山(5)-山小屋のご来光(日の出)

ジーニー

2010年08月29日 10:53

山小屋ではなかなか寝れなかったです。疲れてるはずなんだけれど、デリケートなもので。いえ、静かでしたから、音が気になるとかじゃなく、神経が高ぶってたのかな?アイマスクも持っていってたんですけどね。子供も私には寝ているように見えてたんですが、朝起きるとあまり寝られなかったって言ってました。

1時頃から2時頃まで、山頂で日の出を見るパーティが起きて山小屋を出発します。そして、小屋組は4時30分頃から起床しはじめました。お天気は快晴で、眼下には雲海が静かに横たわっています。水平線が次第に赤く色づきはじめ、遂に5時5分ごろ太陽が顔を出しました。やはり感動的ですねえ。まわりの情景もどんどん色が変わっていくのが素晴らしいです。小屋の中からでも正面に望めますが、私は朝の空気も好きなので外で拝みました。
(写真は携帯でとったものですので変な写りです。上に変な光も映ってます)




日の出の興奮が醒めたら朝ごはん。ハムエッグと沢庵・梅干・塩こぶののったトレイに好きなだけ御飯をのせます。それと味噌汁、お茶。御飯と味噌汁、お茶はお替り自由ですが、もちろん食べ残しはいけません。

ここでまた事件が起きました。次男が高山病で吐いてしまったんです。昨夜のカレーは全然大丈夫だったので安心してたんですけど、慣れてたわけじゃなかったんですね。

不幸中の幸いで、私達は最後の方で他に御客さんは少なく、また山小屋の女将さんもやさしくって、「こんなことはありうること」って言葉をかけてくださってホントありがたかったです。

ただ、こうなったらもうあきらめて下山するしかないか、と思ったんですが、吐いた本人が登るといいます。それに、見ている限り結構動き回っていて、山小屋の女将さんも「元気そうだから、行ける所まで行って来れば?」って言われたので、そうしてみようということになりました。



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