10分休憩後、八本歯のコルを出発。最長最後のハシゴをひとつ登ったあと、
さらに岩場を登ります。
ちょっと雲が出てきました。でも、気がついたら富士山も見えてました!
八本歯のコルから30分で、北岳山荘へのトラバース道(まき道)を左にわけ、さらに30分登って吊尾根分岐点に到着。
ここに荷物を置いて、空荷で北岳山頂へ向かいます(約20分の登り)。
10時20分、遂に北岳登頂です!
やっぱ北岳山頂は人が多いですね。結構広いので気になりませんが、40~50人はいたんじゃないかな。子供は山行を通じて数えるほどしか会いませんでしたが。
残念ながら、私たちが登ってきた東側(広河原側・バットレス側)は、ガスが出ていてほとんど見えませんでした。だけど、富士山だけはときどき顔を出してくれました。
一方、西、南、北側は晴れていて、目の前の仙丈ヶ岳や甲斐駒がキレイでした。間ノ岳までの稜線もよく見えていました。中央アルプスや北アルプスは雲のベールを被ってましたが。
(仙丈ヶ岳)
(甲斐駒)
(間ノ岳)
ひとしきり山頂を堪能した後、置いてきた荷物も気になるので吊り尾根分岐点に戻ります。
吊り尾根分岐点で荷物をピックアップ後、北岳山荘へと稜線を下ります。
特に危ないところもありません。逆に登ってくるとしんどいかもしれませんが。
(北岳山荘へと向かう途中。道は右側をまいています。
左上方に小さく北岳山荘が見えてます)
いよいよ、北岳山荘が間近に見えてきました。
11時45分、北岳山荘着。
受付だけ済ませて、小屋の前でラーメンを作って昼食。
ラーメンは持参しましたが、小屋でも買えるようです(お湯つきで)。
天気がよければこの日に間ノ岳往復(往復で3時間)も考えてたのですが、いよいよガスってきたので、この日行くのはあきらめました(いやいや、晴れてても私の体力が続かなかったかも(笑))。
二俣から北岳によらずに山荘へ上がり、早めに間ノ岳に行った人は充分景色がよく見えたそうです。
さて、夕食まで半日も何しようって感じ。
北岳山荘の谷側(入口と反対側)には、朽ちた感じですがテラスがあって、
ガスがなければ景色がよさそうなんですけどね。
(続く)