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翌日、日曜日。午前5時50分頃起床。
朝食はお湯をわかしてココアを作り、パンを食べました。
残ったお湯はポットに入れて山に持って行きます。

前にも言ったように、キャンプサイトである自然公園から直接瑞牆山に登る不動滝ルートもありますが、初めてこの山に登る私としては、とりあえず瑞牆山荘からのメインルートを往復することにしました。

まずはマイカーで瑞牆山荘へ移動。山荘から林道を少し上がったところに無料駐車場があります。7時頃に到着しましたが、もう結構車で埋まってました。

やはり寒い!ということで、パンツの下にアンダーパンツ、トレーナーの上からレインウェアを着こみ、7時15分頃、出発。

無料駐車場の脇にゲートがありますが、そこから林道づたいに行くと遠回りになるので、一旦、瑞牆山荘に下って山荘対面の登山道から入ります。

<瑞牆山荘>
瑞牆山荘

登山口ではゴミ持ち帰りを訴求するティッシュを配っている方がおられました。朝早くからご苦労さまです。

登山口


しばらくは林間の道を少しずつ登っていきます。運動不足のためか、寒いからか、ボケてるのか、体が重く感じられます。

登山道下部

早速、大きな石がゴロゴロしています。

しばらくすると、ひょっこり林道に出ます。この林道を横切り、反対側の山道に入ります。ここから尾根に出るまでちょっと頑張る登りが続きます。

林道を横切る


尾根に出ると、木々の間から瑞牆山がお出迎えしてくれました。

ファースト瑞牆山

ベンチがあるので、もう疲れたという方はここで休みましょう(笑)。
でも、ここからは傾斜は少し緩くなります。左手に林道をわけ、もう一登りしたら富士見平到着。

富士見平小屋

富士見平標識


ここまでガンガン人に抜かれたので、さぞペースも遅いんだろうなと思ったんですが、瑞牆山荘から45分で到着。えっ?これでもコースタイムより早いやん。どういうこっちゃ?

富士見平にはテン場があって、色とりどりのテントの華が咲いてました。

富士見平テント場


さて、まだ大して歩いてないので、ここでは小休止だけとって先を急ぎます。
というか、尾根に出たあたりから風が強くて、じっとしてると寒いんですよね。

富士見平から少し登った後、道は一旦下り始めます。20分弱で小川山への道を右手にわけるとさらに急な下りになり、やがて天鳥川源頭に到着。ここまで富士見平から25分ほどです。

天鳥川

ここを超えたところにベンチがあります。ここから頂上まで急登続きですので、途中で休むには良い所かもしれません。

ベンチからも見える急登のスタート地点が、この巨岩の横のハシゴです。巨岩には大きな割れ目が入っているので、桃太郎岩と呼ばれているそうです。

桃太郎岩


ここからの登りは岩また岩で、鎖場もガンガンあります。人も多いですので、石を落とさないよう注意しましょう。






こちらは帰りに撮った写真ですが、こんな岩のすき間を通るルートもあります(ルートが途中分岐してるのでここを通らなくても通過できる)。

通れるかい!


ふと振り返ると、美しい富士山の姿がお目見え。疲れた心が癒やされます。

登る途中に見えた富士山


眼の前に岩峰がいよいよ迫ってきました。大ヤスリ岩ってヤツかな。

大ヤスリ岩


遂に、山頂まであと10分の標識。ここで不動滝ルートと合流するようです。

ルート合流


ここから少し渋滞が発生。山頂に登る人々と山頂から降りてくる人々の流れがぶつかり、しかも鎖場があるからでしょう。

山頂直下の渋滞


10時15分、山頂到着。
いやあ、素晴らしい眺めです。天気もいいし、言うことなし。

瑞牆山頂


正面には南アルプスの山々。甲斐駒、仙丈、北岳などが一望できます。

<甲斐駒と仙丈ケ岳>
南アルプス


右手に目を向けると八ヶ岳、こちらも一望です。

八ヶ岳


少し前、見上げていた岩峰(大ヤスリ岩)も、今は眼下に見えています。

山頂から見下ろす大ヤスリ岩


左には、富士山がキレイな裾野を広げ、さらにその左には奥秩父の主峰、金峰山と周辺の岩塊が見えます。

瑞牆山頂から見た富士山


風が強く、少し寒いのが玉に瑕ですが、岩陰に入ってポットのお湯でココアを作って飲んだら元気も回復(笑)!

さすが、人気の山、しかも紅葉のピークだけあって、頂上は人がいっぱいです。

山頂の人々


オニギリを頬張ったりココアを飲んだり、ナンダカンダと絶景を満喫しながら45分ほど山頂にいましたが、何時までもいるわけにもいかず、名残惜しいですが11時頃、山頂を後にしました。

帰りは行きと同じルートを逆戻りです。急降下の後、登り返しがあってキツいっちゃキツイです。富士見平までコースタイムは80分ですが、休みコミですが100分かかってしまった。スレ違い等が多く時間がかかったのもあるけど。12時40分、富士見平着。

富士見平小屋でバッチを購入。もっと見たかったけどこの小屋はキャラバン脱いで上がらないと行けなさそうなので、面倒くさいので止めました。行きは気が付かなかったけど、小屋の外のベンチから、その名のとおり富士山も見えました。

富士見平から見た富士山


13時20分、瑞牆山荘に到着。山荘でソフトクリームを買って無事帰還のお祝いです。同じような人が他にも居て、何だかホッコリ(笑)。


しばらく休んでから、車でキャンプサイトに戻り撤収作業。
そして、管理棟の売店でおみやげにキノコ(しめじ)とそば粉を購入後、車に乗り込んで日帰り入浴施設「増富の湯」へ。

「増富の湯」までは30分ほどかかりました。思ったより遠かったです。
でも、途中のドライブは、金山平のススキ野や、本谷川の紅葉など、素晴らしかったです。

「増富の湯」はラジウム鉱泉ということですが、源泉は茶色っぽい色をしてました。
25度、30度、35度、37度と温度の異なる湯船がありましたが、アレは効果のある浸かり方というのがあるのかな?ちょっとわからんかった。
別途、白湯の泡風呂や42度の湯船もありました。

ともあれ、ヌルめの湯船で長風呂できたのは個人的には嬉しかったです。
もう一つ、私のお気に入りの地酒「谷桜」の純米酒(720ml)を発見!思わず購入(笑)。このブランドは確か木梨憲武さんと安田成美さんが結婚式使ったような気がします。今回も飲んでみてやっぱり美味しかった。
  



10月末(2015年)の週末、山梨県にある瑞牆山に登ってきました。
ゴツゴツした岩稜の山頂が魅力的な百名山の一つで、前から行きたいと思ってたんですが、今回、紅葉の最盛期に行くことができました。

東京から日帰りでも登れますが、何かとしんどいし、それに天気のよい朝のうちに山頂に立ちたかったので、今回は麓で一泊することにしました。

麓には瑞牆山荘という良さ気な宿泊施設もありますが、私は「みずがき山自然公園」で1泊キャンプしました。

ここは公営で、最近ハヤリの高付加価値キャンプ場ではありませんが、隠れた穴場で、まさに「あまり人に教えたくない」くらい素晴らしいキャンプ場でした。

自然公園から見た瑞牆山

テントサイトの目の前には、今回登る瑞牆山がそびえていて、後ろを振り返ると南アルプスの山々が見えます。

管理棟には、地産品を販売するお店や珈琲・そば等を出す食事処もあります。
ここにあるトイレもメチャクチャ綺麗です。この間行ったスノーピークHQのキャンプ場以上にキレイです(夜もトイレを利用できるようドアは開いてました)。

自然公園管理棟


テントサイトは管理棟の周辺に広がっており、区画のないフリーサイトです。
ネットで調べたところでは「オートキャンプ場ではないが設営・撤収の際は車をテント横まで入れてOK」とのことでしたが、少なくともこの日はテントの横まで車を入れるように言われました。

ていうか、そもそもこの自然公園の駐車場が満車状態でしたから、実質的にそうせざるをえなかったと思います。

といいますのも、この自然公園は瑞牆山への登山口の一つになっていて(不動滝コース)、登山者が利用する為ここの駐車場がこんなに混雑するようです。

翌日の撤収時間の制限はなく、日が暮れるまでに撤収すればOKという自由さが有り難い。なので、朝イチで瑞牆山に登ってきて、帰ってきてから撤収ということができます。これがまさに私が今回テント泊にした理由でもあります。あっ、予約も不要。飛び込みでOKです。


こちらが炊事棟。直火禁止のキャンプ場なので竈もあります。炊事場はここ1ヶ所だけですが、そもそもこのキャンプ場はあまり混まないと思うので十分なんでしょう(私が泊まったのも土曜日です)。

炊事棟


今回使用したテントはこちらの2-3人用のテント。
ぶっちゃけていうと、長女が小さいころに使っていた十数年以上前のものです。今は家族が増えてもっと大きい新しいテントを購入したので普段は使っていません。そのため、収納袋などは薬剤が溶けて?ベトベトしています(笑)。

マイテント

1人泊なのに2-3人用?
「だって、小さなテント、これしか無いんだもん。」

受付の際、こう言うと1人用テントの値段にオマケしてくれました。なんと、1000円ポッキリ!! まあ、2-3人用テントでも1張り2000円なんですけどね。安い!公営キャンプ場最高!

管理棟の赤い生け垣

管理棟付近の赤い生け垣。これ紅葉してるのかな?もともと赤いのかな?

ともあれ、紅葉は山に登るよりも、麓の方が最盛期でキレイでした。
特に、自然公園に到着する10分前くらいから、紅葉のトンネルとか、素晴らしいシーンの連続です。ときどき車を路肩に停めて見入りました。

道路の紅葉


午後5時頃、太陽が南アルプス方面に沈みました。山の夜は早くやって来ます。

南アルプスへの落日

一方、瑞牆山の山の端にはお月さまが顔を出しました。

瑞牆山の山の端の月


須玉ICを出たところにあるローソンで月見だんごを売ってたのをなぜか買って来ていた私(笑)。
今夜はこれと焼酎で乾杯です。

月見餅と焼酎(いいちこ)


キャンプ場に到着したころ(午後3時頃)はよく晴れていて長袖シャツだけでよかったんですが、日が沈む頃になると冷えてきたので、トレーナーを1枚着こみました。何といっても標高1000メートルを超える高原の10月末ですから、寒くて当たり前ですね。

夕食はご飯を炊いて、いなばのタイカレーで軽く済ませました。今回は登山がメインということで、手の込んだキャンプ飯はなしです。

ご飯は2合炊いて、残った分で明日のオニギリを作っておきました。塩を持っていくのを忘れたんですが、管理棟で岩塩を売ってたので購入。味のトガッてない美味しいお塩でした。この管理棟ではジャガイモ、タマネギ、キノコ、ハチミツなどの地産品が売ってるので、モノにもよりますが、買い忘れがあっても何とかなります。あと、私はヤマナシをつけたお酒も購入(他にもスズメバチ酒とか、いろいろありましたよ)。ただ、個人的にはもうちょっと甘いお酒の方が好みだったかな。


寝具については、銀マットの上に家庭用の厚さ5センチほどのマットレスを敷き(エアマット替わり)、化繊シュラフの中に薄い羽毛シュラフを入れて二重にし、トレーナーを着たまま寝ました。これで丁度の温度で、熱くもなく寒くもなく快適でした。

ただ、夜中に風が強くて、その音で目が冷めました。あと、獣の遠吠えが結構聞こえました。遠吠えと行ってもアレは狼とかじゃなく、鹿とかそんな感じの甲高い遠吠えでした。遠吠えの他に猟銃の銃声も聞こえました。なかなかアウトドア満喫って感じです。



  



腰痛が慢性化して、しばらくハイキングを控えていましたが、
腰ベルトをしてどこまでいけるか、少しずつ試すことにしました。

第1弾は高尾山。

東京の代表的低山ですが、観光ですら一度も行ったことがありませんでした。
高尾山から続く山々も景色もよく、茶店もあったりで楽しそう。

事前に調べたら、新宿から京王特急1本でいけるんですね。しかも1時間で。これはお手軽。
今回はリハビリということで最適じゃないかというわけで、
2015年5月27日、新宿発8時4分の高尾山口行き特急に乗って出発!

今回は高尾山麓から参道をのぼり、高尾山、小仏城山、景信山というルートです。


9時頃、高尾山口駅着。

高尾山口駅


駅を出て右の方向へ川沿いに進みますと、ケーブルの山麓駅があります。

ケーブル山麓駅


私はケーブルには乗らず、写真右側にある参道を上がっていきます。
傾斜はキツイですが、参道ですから石畳になっていてとても歩きやすいです。

道の両側に背の高い太い針葉樹があって、鳥の鳴き声も聞こえ、
標高が低いのに、一番山の雰囲気が味わえた区間かもしれません。

参道


参道の途中には、「六根清浄」と書いた石柱が立っています。そこに石ぐるまがついていて、これを「懺悔懺悔六根清浄」と唱えて回すと良いらしいです。六根とは目、鼻、耳、舌、心、体の6つの感覚器のことで、石車をこのように回すことでそれらが浄化されるんだそうです。

高尾山参道の石ぐるま

ちなみに、こういった石ぐるまは結構道中のいろんなところにあるので、全部回してまわるのは難しそう。

参道にはまた、この写真のような仏(につかえる天?)像がいくつも建っています。どうやら寄付によって建てられているみたいですね。

石仏


リフトの降り場を過ぎ、参道入り口から40分で、ケーブルの高尾山駅につきました。

ケーブル山上駅

東京方面が開けてますが、この季節はもうクリアには見えませんね。中央やや右に黒っぽくビルが見えてるあたりが橋本市だそうです。

ケーブル山上駅から東京方面

見上げると、展望台?それともビアガーデン?が見えます。

ケーブル展望台


さて、まだまだスタートから全然時間が立ってないので、先に進みます。

サル園・野草園がありました。

サル園・野草園

続いて、しめ縄が張られた「タコ杉」という巨木。
根がタコのように見えるからそう呼ばれているのかな?

タコ杉


そして遂に薬王院の境内のはじまり、浄心門が見えてきました。

浄心門


少し行くと、前方に結構な階段が見えてきました。
これ、男坂という名所だそうです。

男坂

男坂があるなら、当然女坂もあります。階段の右側にある女坂を迷わず選んだ私(笑)。もちろん、どちらも上で合流しています。

合流地点には茶店「権現茶屋」があり、私はそこでキュウリを1本買って食べました。
美味しかったけど、普通のただのキュウリです。好みで塩や味噌を付けて食べます。
キュウリって高尾山の名物なんでしょうかね?天狗が好きなのかな?(それカッパや)


いよいよ右手に薬王院の山門が見えてきました(山麓スタートから1時間10分)。
山門には表2体裏2体の四天王像(持国天、増長天、広目天、多聞天)が置かれています。

山門

山門をくぐると天狗がお出迎え。

天狗

さらにその横には、石ぐるまの親玉がありました。

石ぐるまの親玉


そこから札所を過ぎた右手にある石段を登ると大本堂。
正面に綱が数本ぶらさがっており、それを掴みながらお祈りすると良いそうです。

大本堂


さらに、そのお堂の左手にある階段をのぼって本社へ。

連絡階段

大本堂と本社とどう違うねん、というツッコミは置いといて、
高尾山頂までの道のりで一番厳しい箇所です(笑)。

高尾山本社。

薬王院本社

ここで一人のお坊さんが本社から出てきて、法螺貝を吹きながら階段を降りて行きました。ご飯の時間でもないし、何だったんだろう?

法螺貝


(つづく)  



2012年08月13日

先日、信州の美ヶ原へ行ってきました。標高2000メートル前後の山頂付近に広大な草原が広がる素敵なところで、日本百名山のひとつですが、車で気軽に行けます。

なんちゃってアウトドア派の我家も、今回は車で登った上で、ブラブラ歩いててきました。

今回の主目的は、今ドラマでやっているドラマ「サマーレスキュー」のロケ地発見です(笑)。

松本市に行くと、観光施設や宿泊施設などに、ロケ地ガイドなるものがあり、それでも美ヶ原でロケが行われていることがわかります(このガイドは帰りになくしちゃって、今は手元に無いのが残念)。

まずは美ヶ原のメインからは少し外れたところにある物見石山に行きました。
人の多い美ヶ原ですが、ここは人がほとんどいなく静かでした。

車道わきにこんな感じの石碑と何かの小型電波塔があるところがありますので、その右ワキにあるトレイルをたどっていきます。

物見石山入口

道は小さなアップダウンはあるものの、全体としては水平で、約10-15分行けば、物見石山の山頂です。
視界は開けていて気持ちよく、また「ヤッホー」と言うと山びこがかえってきました。結構お勧めかも。

物見石山の山頂

来た道を振り返ると、美ヶ原美術館や牛伏山などが見えています。

美ヶ原美術館

サマーレスキューでは2話か3話かで、病人を負ぶって歩いているシーンがとられたらしいのですが、ロケ地ガイドの写真を頼りに子供がその場所を特定すべく探したんですが、残念ながら結局見つかりませんでした。

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さて、物見石山から戻り、車を山本小屋ふる里館わきの無料駐車場へ移動させて、いよいよ美ヶ原のメインコースを歩きます。山本小屋から美ヶ原の最高地点である王ケ頭までを往復しました。

といっても、馬や牛のいる牧場の柵の間をこんな感じの広くて平坦な道が王ケ頭まで伸びているので、山歩きとかじゃなく散歩ですね。ハイヒールでもいけちゃいそうです。

美ヶ原メインルート

車も通れるほど広い道ですが、一般車両は通れません。ただ、美ヶ原の台上に建っている宿泊施設のバスがときどき通ってました。

王ケ頭は近くに見えるんですが、存外時間がかかり、片道1時間弱です。

(途中の道から王ケ頭を望む)
王ケ頭遠景

(途中にある定番の「美しの塔」。鐘をならせます)
美しの塔


王ケ頭には王ケ頭ホテルと何本かの電波塔が建っています。

(王ケ頭ホテル前の展望テラスで)
王ケ頭ホテル

王ケ頭ホテルでアイスクリームを食べましたが、メチャクチャおいしかったです。
雰囲気もよく景色もよく、お金があったら泊まりたいなあって思うホテルです。
(お金がなかったら山本小屋ふる里館がおすすめ。楽天トラベルで限りなく★5つに近い口コミ評価ですから)

(参考)楽天トラベルの王ケ頭ホテル、山本小屋のページ
 ・王ヶ頭ホテル
 ・山本小屋ふる里館



美ヶ原から歩いてきた場合、王ケ頭ホテルの裏側に、美ヶ原の山頂=王ケ頭の標識があります。もちろん、ここからの眺めも最高です。

(こここそ王ケ頭)
王ケ頭

さて、帰りに同じ道を戻るのもしゃくなので、「アルプス展望コース」というトレイルを進む事にしました。このコースは要するに美ヶ原の台上に広がる牧場の外側(松本側の)=美ヶ原台地の端にあって、美ヶ原から下に落ち込む崖や周りの山々が良く見えるコースです。といっても、何にも難しくない比較的平坦なトレイルコースですが、高山の登山道っぽい雰囲気を満喫できる素敵な道でした。

アルプス展望コースへは、王ケ頭の標識付近に入口があり、まずは少しジグザグに下っていきます。
王ケ頭ホテルのすぐ近くでは、お花畑に高山植物が咲き乱れていてとてもキレイでした。

少し下ると分岐点があります。そのまま下っていく道は山麓(石切場方面)へ続いていますので、
私たちは水平に伸びる道へ進みます。

しばらくいくと、烏帽子岩という、崖に突き出した岩の近くに到達。
この岩の上に立つこともできて、結構人気のスポットです。
烏帽子岩は、平たい石が積み重なっているような感じの岩で、結構はがれてたり動いたりしますので、注意しましょう。

烏帽子岩

王ケ頭ホテルの方から烏帽子岩を見るとこんな感じ。この写真の右端真ん中あたりにうつっている、崖に突き出た感じの岩が烏帽子岩です。




さらに進みます。「アルプス展望コース」の終点は「百曲がり」という場所。ここから山麓の三城(さんじろ)へ降りる道が分岐しています。サマーレスキューの1話で、主人公の速水先生(向井理)が遥(尾野真千子)と初めて出会うシーンはここで撮影されたそうです。ここでもウチの子供がロケ地ガイドを見ながら具体的場所の特定を試みましたが、わかりませんでした。少し降りていかないといけないのかもしれませんね。

百曲がりからは10分ほど歩いて往路で歩いた美ヶ原のメインコースへ合流(塩くれ場という地点)。あとは15-20分ほどで山本小屋まで戻れました。


そうそう番外編ですが、サマーレスキューで登場する山小屋は、モデルは北アルプスの三俣山荘ですが、実際にドラマ撮影に使われたのは信州の某所に立てられたセットだそうです。それって、コレじゃないですかあ。診療所の建物もあるし、2階の食堂用の階段もありますよねえ。場所は一応、ナイショということで(美ヶ原じゃないですが、そこから遠くないです)。
とりあえず、今回の主目的を果たしたという事で(笑)、今宵はこのあたりにしとうございます。

サマーレスキュー山小屋

  



七ツ石山の山頂は開けていて展望がいいです。

ただ、これまでの山のように「七ツ石山」と大きく書いた看板はなく、
道標の柱に小さく「七ツ石山」と書いてあるだけです。

(七ツ石山の山頂の道標)


この頃になると、富士山に雲がまとわりついていました。一方、七ツ石山の山頂からは雲取山が良く見えました。今回の登山で、雲取山を外部からじっくりみたのは、この時だけだったような気がする。

(雲取山をバックに。ここまでの尾根道がズッと見えてます)


小休止後、七ツ石山小屋へ下降を開始。途中、神社があったので拝んできました。石尾根縦走路にわかれをつげ傾斜のある山道を降りていきます。途中に水場があり、思わず飲みましたが、この水はすぐ下にある七ツ石山小屋に引かれていて、そちらでも無料で補給できました。

七ツ石山小屋着。こちらも素泊まり専用の小屋のようですね。少し休憩して水をゴクゴク飲んで再び出発、ブナ坂から奥多摩湖半の鴨沢へ降りるメインルートへの合流をめざします。この合流までの道が個人的には嫌いというか、足に来ました。あと、七ツ石山小屋周辺って、結構分かれ道があるんですが、必ずしも標識があるわけじゃないので、地図をしっかり頭に入れておかないといけません。

ようやくメインルートへ合流。合流後は道幅は広くなったものの、しばらくはそれなりの傾斜があったんですが、そのうちゆるやかな傾斜になってきて歩きやすくなりました。それが長く続くのが難点ですが、まあそのくらいはしょうがない。

地図には「経堂」というポイントが書いてあるんですが、それがどこか全くわからないままにどうやら過ぎてしまったようです。

道が広くなって、大きな岩があって座ったり風除けになったりするところを見つけて、昼食タイム。10時台でしたが、いくら頑張っても13時59分のバスにしか間に合わないので、あせっても仕方がないということでユックリと山行を楽しむ事にしました。

お湯をわかしてラーメン、ソーセージ、ココアでお昼ご飯です。後からわかったのですが、もうほんの少し行けば水場があったので、その近くで昼食の方が定番パターンのようですね。

後でその水場のお水もいただきましたが、とてもおいしかったです。雲取山って、結構水場があって水に困らないですが、個人的にはこの水場のお水が一番クセがなくて美味しかったと思います。


あとは緩やかに下る道をゆるゆるダラダラと下って行くのみ。
12時ごろ車道に出ました。

(車道に出たところに立っていた標識)


このあたりを小袖乗越というのかな。
ここからズッと車道を行くのかと思ったら、また山道に入っていくんですね。もう終わった的な気分だったのが、また20-30分かかりますし、そんなに緩やかでもないので結構足に来ますので、結構メンタル的に辛かったです。時間的ゆとりはあるので、ユックリ降りていくと、そのうち再びコンクリートの道に出て、最後に標識に従いながら左折し、鴨沢のバス停留所に到着しました。

いやあ、結構しんどかったけれど、いろいろ楽しい山歩きになってよかったです。

ちなみに、小袖乗越のあたりに広い駐車スペースがあったので、車でくる登山客はそこに車をとめて登れば30分ほど短縮できますね。