宝永山荘は、入ったところに6つほど座卓のある休憩スペースがあります。その左手に売店スペース、右側は調理スペースで、カレーやラーメン、各種定食など、普通の食堂のような感じで食事ができます。そして休憩スペースの奥に宿泊客用の階段やスペースがあります。
私達が到着したとき、6つの座卓のうち4つほどは既に座っている方がおられました。あいている座卓に落ち着くと、山小屋の方が「きのこ茶」を入れて持ってきてくださいました。まだ、山開き前で時間的余裕があるからでしょうけれど、こんなサービスのいい山小屋なんて始めてです。まあ、5合目からスグなので、山小屋らしくない面もあるんでしょうね。山小屋の方はみなさん気さくで、前日タレントの勝俣州和が富士山に登ったとか、いろいろ雑談もしてくださいました。きのこ茶も粉末を溶かしたものですが、子供たちが大変お気に入りになって、帰りに一箱おみやげとして買って帰りました。
私達が宝永山荘に着いたのは丁度12時頃だったので、私達も昼ごはん。子供たちはラーメン(600円)、私はぜんざい(500円)を頼みました。お値段もリーズナブルだし、味もおいしかったので、本番は新5合目のレストハウスではなく、こちらで昼ごはんを食べてから登る事にしたいと思います(でもシーズン中はここも混んでるかなあ。情報あったらお願いします)。
そうそう、ここで初めてバイオトイレを使用。1回200円です。宿泊客は無料みたいですけどね。
さて、しばらくここでボケーっとしていましたが、いつまでも山小屋にいるわけにもいかないので、新5合目の駐車場へと出発。山小屋を出るとあたりは結構真っ白になっていました。雲が下から上がってきたんでしょうね。新6合目から新5合目までは距離的にもスグなのでよかったですが、そうでなかったら木の生えてない富士山では迷いそうで怖いですね。
無事新5合目へ到着。この日は結局ずーっと雨具着用でしたが、長袖に雨具でちょうどくらいでした。動かないでじっとしていると寒いくらい。
かえりは御殿場近くの「温泉会館」で温泉につかって疲れをいやしました。大人500円、子供200円。晴れていればお風呂の窓から正面に富士山が拝めるはずなんですが、この日はもちろん真っ白。
本番はカラっと晴れた日に富士山に登りたいものだと思いつつ、東名を東京に向かいました。
私達が到着したとき、6つの座卓のうち4つほどは既に座っている方がおられました。あいている座卓に落ち着くと、山小屋の方が「きのこ茶」を入れて持ってきてくださいました。まだ、山開き前で時間的余裕があるからでしょうけれど、こんなサービスのいい山小屋なんて始めてです。まあ、5合目からスグなので、山小屋らしくない面もあるんでしょうね。山小屋の方はみなさん気さくで、前日タレントの勝俣州和が富士山に登ったとか、いろいろ雑談もしてくださいました。きのこ茶も粉末を溶かしたものですが、子供たちが大変お気に入りになって、帰りに一箱おみやげとして買って帰りました。
私達が宝永山荘に着いたのは丁度12時頃だったので、私達も昼ごはん。子供たちはラーメン(600円)、私はぜんざい(500円)を頼みました。お値段もリーズナブルだし、味もおいしかったので、本番は新5合目のレストハウスではなく、こちらで昼ごはんを食べてから登る事にしたいと思います(でもシーズン中はここも混んでるかなあ。情報あったらお願いします)。
そうそう、ここで初めてバイオトイレを使用。1回200円です。宿泊客は無料みたいですけどね。
さて、しばらくここでボケーっとしていましたが、いつまでも山小屋にいるわけにもいかないので、新5合目の駐車場へと出発。山小屋を出るとあたりは結構真っ白になっていました。雲が下から上がってきたんでしょうね。新6合目から新5合目までは距離的にもスグなのでよかったですが、そうでなかったら木の生えてない富士山では迷いそうで怖いですね。
無事新5合目へ到着。この日は結局ずーっと雨具着用でしたが、長袖に雨具でちょうどくらいでした。動かないでじっとしていると寒いくらい。
かえりは御殿場近くの「温泉会館」で温泉につかって疲れをいやしました。大人500円、子供200円。晴れていればお風呂の窓から正面に富士山が拝めるはずなんですが、この日はもちろん真っ白。
本番はカラっと晴れた日に富士山に登りたいものだと思いつつ、東名を東京に向かいました。
新6合目の小屋から向かって右に富士山腹をまいていくプリンスロードを少し行くと、スグに宝永火口が目の前に姿を現します。道はこの火口の中へと少し下っていきます。写真右上のピークが宝永山ですね。

火口の底にはキレイなテーブルとベンチがあり、休憩にはいい感じです。

この日は小雨がパラついてたんですが、ウチの下の子はスグにお腹がすくので、そのベンチで少しおにぎりを食べました。ただ、話に聞くところでは、このあたりは落石注意の場所で、実際、大きな火山岩が火口底のいたるところに転がっています。
さて、ここから道は向こう側の火口壁を急登します。これがとてもやっかいな火山礫の道で、登ろうと一歩踏み出しても半歩ズリ下がる、その繰り返しです。ホントにこんな道を皇太子はお歩きになったんだろうか?皇太子、なかなかおヤリになるな。

さらに、このあたりは風も強く、雨が顔にあたって痛かったり、方向によっては疲れを倍加させたりします。特に火口壁の上端に近づくと風の強さはハンパではなくなり、子供が飛ばされるおそれさえ感じました。なのでウチでは下の子と自分をロープでつないで上りました。
火口壁を上りきったところにこんな標識が立ってます。地図では「馬の背」と書いてある場所ですね。

標識の向こう側には御殿場口からの登山ルート、いわゆる「大走り」(大砂走り)が広がっています。

ここから宝永山頂に行く短い道がほぼ水平に南に分かれていますが、あまりに風がきついので山頂へは行くのを辞めて、ここから引き返すことにしました。
下りは「砂走り」のようなもので、登りとは逆に一歩踏み出すと2歩進みって感じで結構楽です。子供たちは風の強さに半泣き状態ということもあって、ノンストップで火口底まで降り、さらに6合目の宝永山荘まで一気にたどりつきました。

火口の底にはキレイなテーブルとベンチがあり、休憩にはいい感じです。

この日は小雨がパラついてたんですが、ウチの下の子はスグにお腹がすくので、そのベンチで少しおにぎりを食べました。ただ、話に聞くところでは、このあたりは落石注意の場所で、実際、大きな火山岩が火口底のいたるところに転がっています。
さて、ここから道は向こう側の火口壁を急登します。これがとてもやっかいな火山礫の道で、登ろうと一歩踏み出しても半歩ズリ下がる、その繰り返しです。ホントにこんな道を皇太子はお歩きになったんだろうか?皇太子、なかなかおヤリになるな。
さらに、このあたりは風も強く、雨が顔にあたって痛かったり、方向によっては疲れを倍加させたりします。特に火口壁の上端に近づくと風の強さはハンパではなくなり、子供が飛ばされるおそれさえ感じました。なのでウチでは下の子と自分をロープでつないで上りました。
火口壁を上りきったところにこんな標識が立ってます。地図では「馬の背」と書いてある場所ですね。
標識の向こう側には御殿場口からの登山ルート、いわゆる「大走り」(大砂走り)が広がっています。

ここから宝永山頂に行く短い道がほぼ水平に南に分かれていますが、あまりに風がきついので山頂へは行くのを辞めて、ここから引き返すことにしました。
下りは「砂走り」のようなもので、登りとは逆に一歩踏み出すと2歩進みって感じで結構楽です。子供たちは風の強さに半泣き状態ということもあって、ノンストップで火口底まで降り、さらに6合目の宝永山荘まで一気にたどりつきました。
今年は富士山に登りたいなと思っています。
私(父親)はもう歳で老い先長くないでしょうし(笑)、子どもも大きくなりましたからね。
ただ、イキナリ富士山というのは高山だけに心配なので、その前に高度の高いところで何回か体を慣らしておこうと思います。
で、まずは富士山の最も新しい噴火によってできた下の方にある宝永山に6月28日に行ってきました。ここは富士山の登山ルートの一つ、富士宮口新5合目からスタートしますが、距離が短く大して登りもないコースだけれど、新5合目の標高が約2400メートル、宝永山が約2700メートルと高度は高いので、体ならしにはうってつけだと判断しました。関東で最高峰の日光白根山が2578メートルであることを考えれば、その高度が分かるでしょう。
実は6月中旬ごろから登る日を狙ってたんですが、この時期は梅雨の真っ最中ということで天気が悪い日が続き、先延ばしにしてきました。この日も天気予報は曇り、翌日曜日は雨も降るということで、今回も行くのをやめようかな、折角いくんだから気持ちよい日に行きたいな、子どももいるしって思ってたんですが、ウチの奥さんに「そんなこといってたらぶっつけ本番で富士山に登ることになっちゃうよ」と尻をたたかれ、やむなくこの日結構することになりました(笑)。
東京の自宅を車で6時頃に出て、新5合目に8時半までには到着。まだ山開き前とあって、シーズン中は大変込み合う駐車場ですが、この日は最上段に止めることができました。
天候は曇りどころか、小雨がパラつくあいにくの天気。最初から雨具を着用してのハイキングとなりました。晴れていればルートを通じて駿河湾や箱根の山々などが一望できて気持ちいいハズなんですが、この日はほとんど雲しか見えませんでした(泣)。


この階段が富士宮口のスタート地点です。「6合目より上は残雪につき立ち入り禁止」という標識のとなりから入っていきます。
階段とそれに続く少しばかりの急登を過ぎると、なだらかに登っていく道になります。20分も行くと、新6合目の小屋2件が見えてきます。

ここのトイレの前で道がわかれ、上に向かう登頂ルートと、宝永山へ向かって水平に進むルートに分かれます。この時期登頂ルートは前述のとおり立ち入り禁止になっていますが、これは公然と無視されているようで、何組かのパーティーが上をめざしていました。私達は水平ルートを進みます。こちらも落石のため立ち入り禁止などとされていることもあるようですが、公然と無視されています。このルートは宝永山を経て御殿場口ルートに合流するルートで、皇太子が富士山に登られたときに御利用されたルートであることから「プリンスルート」と呼ばれています。
私(父親)はもう歳で老い先長くないでしょうし(笑)、子どもも大きくなりましたからね。
ただ、イキナリ富士山というのは高山だけに心配なので、その前に高度の高いところで何回か体を慣らしておこうと思います。
で、まずは富士山の最も新しい噴火によってできた下の方にある宝永山に6月28日に行ってきました。ここは富士山の登山ルートの一つ、富士宮口新5合目からスタートしますが、距離が短く大して登りもないコースだけれど、新5合目の標高が約2400メートル、宝永山が約2700メートルと高度は高いので、体ならしにはうってつけだと判断しました。関東で最高峰の日光白根山が2578メートルであることを考えれば、その高度が分かるでしょう。
実は6月中旬ごろから登る日を狙ってたんですが、この時期は梅雨の真っ最中ということで天気が悪い日が続き、先延ばしにしてきました。この日も天気予報は曇り、翌日曜日は雨も降るということで、今回も行くのをやめようかな、折角いくんだから気持ちよい日に行きたいな、子どももいるしって思ってたんですが、ウチの奥さんに「そんなこといってたらぶっつけ本番で富士山に登ることになっちゃうよ」と尻をたたかれ、やむなくこの日結構することになりました(笑)。
東京の自宅を車で6時頃に出て、新5合目に8時半までには到着。まだ山開き前とあって、シーズン中は大変込み合う駐車場ですが、この日は最上段に止めることができました。
天候は曇りどころか、小雨がパラつくあいにくの天気。最初から雨具を着用してのハイキングとなりました。晴れていればルートを通じて駿河湾や箱根の山々などが一望できて気持ちいいハズなんですが、この日はほとんど雲しか見えませんでした(泣)。
この階段が富士宮口のスタート地点です。「6合目より上は残雪につき立ち入り禁止」という標識のとなりから入っていきます。
階段とそれに続く少しばかりの急登を過ぎると、なだらかに登っていく道になります。20分も行くと、新6合目の小屋2件が見えてきます。
ここのトイレの前で道がわかれ、上に向かう登頂ルートと、宝永山へ向かって水平に進むルートに分かれます。この時期登頂ルートは前述のとおり立ち入り禁止になっていますが、これは公然と無視されているようで、何組かのパーティーが上をめざしていました。私達は水平ルートを進みます。こちらも落石のため立ち入り禁止などとされていることもあるようですが、公然と無視されています。このルートは宝永山を経て御殿場口ルートに合流するルートで、皇太子が富士山に登られたときに御利用されたルートであることから「プリンスルート」と呼ばれています。