2015年06月22日
見晴方面から歩いて来た場合、牛首分岐を過ぎると、左の山の尾根がポコっと湿原につきだしてきますが、これが牛首と呼ばれるものらしいです。
至仏山がいよいよ大きくなってきました。

振り返って見た燧ヶ岳

木道が木々の間を通るところに上ノ大堀川が流れていて、橋がかかっています。このあたりの水芭蕉も結構キレイです。

ところで、見晴から竜宮までは下田代、竜宮から牛首までが中田代とよばれていて、ここから山の鼻までが上田代というところです。
これから入る上田代は、下田代、中田代とはちょっと違った趣があります。
すなわち、水面が見える部分が増えて、水と緑(そして花)が広がる向こうに山が見えるといった風景が増えてきます。場所によっては、風さえなければ水面に映る「逆さ燧」が見えるところもあります(私は残念ながらさざなみの為見ることはできませんでしたが)。
このあたりから見た至仏山

池塘の向こうの燧ヶ岳

上田代も山の鼻に近づいてくると、さらに水芭蕉がたくさん見られるようになります。群生の大きさでは今回一番大きいと思います。


至仏山が間近となり山小屋が見えてくると、山の鼻到着。午前9時30分。


山の鼻は小中学生の遠足やツアー客など、とっても人が多くてたくさんいました。
鳩待峠から1時間でこれるだけに、ハイカー以外の人種も散見されます。

ここで休憩する前に、グルっと回って帰ってくる「研究見本園」を回ってきました。1週だいたい15分でした。
メインのルートからハズレているからか、ここは人が少なく静かでしたが、尾瀬の中でもキレイな風景が少なくとも2つありました。まさに穴場です。
ひとつは、黄色のリュウキンカが咲き乱れる中に木道が敷かれ、さらにその周囲を広大な水芭蕉の原っぱが取り囲んでいるところです。リュウキンカと水芭蕉がこれほど見事に、しかもたくさん広がっている場所は他にはなかったです。

もう一つは、木道から水芭蕉の群生を挟んで燧ヶ岳を拝めるスポットです。

「研究見本園」から戻ってきて、休める場所を探します。ビジターセンターのトイレ側にあるテラスもなかなか良いですが、トイレが見えるのが人によってはイヤかもしれません。万人向けなのは、少し尾瀬ヶ原の方へ戻って、山の鼻小屋(の前)で休むことでしょう。
小屋一つズラすだけで、ウソのように喧騒が聞こえなくなります。私はここでコーヒーをいただきました(350円)。食事もできるようですが、まだまだお腹は減ってません。
10時40分、名残惜しいですが、もうかなりゆっくりしましたので、名残惜しいですが鳩待峠に向かう帰路につきます。
最初は、こんな感じの歩きやすい木道が続きます。

川上川という川に沿った林の中の道なので、マイナスイオンいっぱい、とても涼しいです。

橋を渡ってなおも歩くと、15分ほどで正面に大きな岩が見えてきます。木道はその両側を挟むように進んだ後、一つになります。

さらに少し行くと、左側に水芭蕉の群生が見えてきますので、最後のお別れをしましょう。

山の鼻から25分くらい歩いたところあたりから、階段が出てきます。ここから、最後のひと踏ん張りが必要な少し辛い上りになります。
上り一列、下り一列の木道(階段)ですので、ゆっくり登る人がいるとツッカえますが、この日は反対車線を伺いながら抜く余裕が十分ありましたので、それほどロスはなかったです。でも、夏とかで両側数珠つなぎとかだと逃げ場なく渋滞が発生するんでしょうね。
11時30分頃、鳩待峠着。お疲れ様でした!


ここで今日のご褒美、花豆アイスを食べ、11時50分のバスで戸倉へ向かいます。
人が多いので、通常のバスの他にマイクロバスが出ました。
11時25分、戸倉バス停着(第2駐車場、バス停、第1駐車場と順にとまるようです)。戸倉から東京へはまた高速バスで帰ります。予約は15:30で入れていましたが、関越交通の窓口で変更できないか聞いてみたら、できるということでしたので、13:30のバスに変えてもらいました(もちろん、これは空席がある場合に限ると思います)。
バスの時刻まで1時間ほどありますので昼食タイム。
バス停のそばにも1つお店がありましたが、私は山小屋で同宿した方がお勧めの「かもしか村」という蕎麦屋に行くことにしました。ここはバス停から5-10分ほど(沼田・東京方面へ道なりに)歩かないといけませんが、お蕎麦屋山菜の天ぷら等が美味しくて(もちろんビールも飲めて)なかなかよかったですよ。
それ以外に、バス停周辺に日帰り入浴施設「戸倉の湯」や酒屋(土産屋)がありますので、時間を潰すときは利用できると思います。
13:30のバスに乗り、17:15練馬区役所前着。充実した2日間に感謝。
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(コースタイム)
1日目(8時間25分)
大清水――(55分)――一ノ瀬休憩所――(60分)――三平峠
――(30分)――三平下・尾瀬沼山荘――(25分)――尾瀬沼ビジターセンター
――(60分)――沼尻無料休憩所――(95分)――見晴
見晴――(35分)――元湯山荘――(60分:平滑の滝展望を含む)――三条の滝
――(50分)――元湯山荘――(35分)――見晴
2日目(3時間30分)
見晴――(40分)――竜宮十字路――(55分)――牛首分岐
――(50分)――山の鼻――(研究見本園一周15分)――山の鼻
――(50分)――鳩待峠
*休憩時間を含まない正味時間。但し、区間によって、非常にのんびり
歩いているところがあります。
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至仏山がいよいよ大きくなってきました。

振り返って見た燧ヶ岳

木道が木々の間を通るところに上ノ大堀川が流れていて、橋がかかっています。このあたりの水芭蕉も結構キレイです。

ところで、見晴から竜宮までは下田代、竜宮から牛首までが中田代とよばれていて、ここから山の鼻までが上田代というところです。
これから入る上田代は、下田代、中田代とはちょっと違った趣があります。
すなわち、水面が見える部分が増えて、水と緑(そして花)が広がる向こうに山が見えるといった風景が増えてきます。場所によっては、風さえなければ水面に映る「逆さ燧」が見えるところもあります(私は残念ながらさざなみの為見ることはできませんでしたが)。
このあたりから見た至仏山

池塘の向こうの燧ヶ岳

上田代も山の鼻に近づいてくると、さらに水芭蕉がたくさん見られるようになります。群生の大きさでは今回一番大きいと思います。


至仏山が間近となり山小屋が見えてくると、山の鼻到着。午前9時30分。


山の鼻は小中学生の遠足やツアー客など、とっても人が多くてたくさんいました。
鳩待峠から1時間でこれるだけに、ハイカー以外の人種も散見されます。

ここで休憩する前に、グルっと回って帰ってくる「研究見本園」を回ってきました。1週だいたい15分でした。
メインのルートからハズレているからか、ここは人が少なく静かでしたが、尾瀬の中でもキレイな風景が少なくとも2つありました。まさに穴場です。
ひとつは、黄色のリュウキンカが咲き乱れる中に木道が敷かれ、さらにその周囲を広大な水芭蕉の原っぱが取り囲んでいるところです。リュウキンカと水芭蕉がこれほど見事に、しかもたくさん広がっている場所は他にはなかったです。

もう一つは、木道から水芭蕉の群生を挟んで燧ヶ岳を拝めるスポットです。

「研究見本園」から戻ってきて、休める場所を探します。ビジターセンターのトイレ側にあるテラスもなかなか良いですが、トイレが見えるのが人によってはイヤかもしれません。万人向けなのは、少し尾瀬ヶ原の方へ戻って、山の鼻小屋(の前)で休むことでしょう。
小屋一つズラすだけで、ウソのように喧騒が聞こえなくなります。私はここでコーヒーをいただきました(350円)。食事もできるようですが、まだまだお腹は減ってません。
10時40分、名残惜しいですが、もうかなりゆっくりしましたので、名残惜しいですが鳩待峠に向かう帰路につきます。
最初は、こんな感じの歩きやすい木道が続きます。

川上川という川に沿った林の中の道なので、マイナスイオンいっぱい、とても涼しいです。

橋を渡ってなおも歩くと、15分ほどで正面に大きな岩が見えてきます。木道はその両側を挟むように進んだ後、一つになります。

さらに少し行くと、左側に水芭蕉の群生が見えてきますので、最後のお別れをしましょう。

山の鼻から25分くらい歩いたところあたりから、階段が出てきます。ここから、最後のひと踏ん張りが必要な少し辛い上りになります。
上り一列、下り一列の木道(階段)ですので、ゆっくり登る人がいるとツッカえますが、この日は反対車線を伺いながら抜く余裕が十分ありましたので、それほどロスはなかったです。でも、夏とかで両側数珠つなぎとかだと逃げ場なく渋滞が発生するんでしょうね。
11時30分頃、鳩待峠着。お疲れ様でした!


ここで今日のご褒美、花豆アイスを食べ、11時50分のバスで戸倉へ向かいます。
人が多いので、通常のバスの他にマイクロバスが出ました。
11時25分、戸倉バス停着(第2駐車場、バス停、第1駐車場と順にとまるようです)。戸倉から東京へはまた高速バスで帰ります。予約は15:30で入れていましたが、関越交通の窓口で変更できないか聞いてみたら、できるということでしたので、13:30のバスに変えてもらいました(もちろん、これは空席がある場合に限ると思います)。
バスの時刻まで1時間ほどありますので昼食タイム。
バス停のそばにも1つお店がありましたが、私は山小屋で同宿した方がお勧めの「かもしか村」という蕎麦屋に行くことにしました。ここはバス停から5-10分ほど(沼田・東京方面へ道なりに)歩かないといけませんが、お蕎麦屋山菜の天ぷら等が美味しくて(もちろんビールも飲めて)なかなかよかったですよ。
それ以外に、バス停周辺に日帰り入浴施設「戸倉の湯」や酒屋(土産屋)がありますので、時間を潰すときは利用できると思います。
13:30のバスに乗り、17:15練馬区役所前着。充実した2日間に感謝。
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(コースタイム)
1日目(8時間25分)
大清水――(55分)――一ノ瀬休憩所――(60分)――三平峠
――(30分)――三平下・尾瀬沼山荘――(25分)――尾瀬沼ビジターセンター
――(60分)――沼尻無料休憩所――(95分)――見晴
見晴――(35分)――元湯山荘――(60分:平滑の滝展望を含む)――三条の滝
――(50分)――元湯山荘――(35分)――見晴
2日目(3時間30分)
見晴――(40分)――竜宮十字路――(55分)――牛首分岐
――(50分)――山の鼻――(研究見本園一周15分)――山の鼻
――(50分)――鳩待峠
*休憩時間を含まない正味時間。但し、区間によって、非常にのんびり
歩いているところがあります。
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