風に聞いてくれ

  

スイートグラスが「なんちゃってアウトドア」に最適な理由は周辺環境もなんちゃってだからです。スイートグラスがあるのは北軽井沢という別荘地。なので、自然が豊かなのに便利なんですよね。

アウトドア料理の食材の買出しも便利。私達は今回初めてだったものですから、一応２泊分の食材を全て用意していきましたが、そんなことしなくても都度ちょっといけば買えそうです。一番近いのはスイートグラスに入っていく道の角にあるコンビニ（セーブオンだったかな？）。その横に地元の農家が経営している産直店があって、ここで新鮮な野菜やキノコ、果物類は変えます。ここまで車で５分くらい。さらに、もうちょっといけば、大型スーパー「サニープラザ」（旧くりの木プラザ）があります。

スイートグラスにはシャワーはありますが、お風呂好きな我家は、外に入りに行きました。周囲にはいくつか日帰り入浴できる温泉があり、スイートグラスでも割引券がおいてあります。私達はそのうち「ホテルグリーンプラザ」の「あさまの湯」に入りました。スイートグラスからは車で１０分くらい。割引券を使っても大人千円なのでちょっと高いですが、洗いタオルがついていて記念になります。待合などは多少混んでるかなって感じがしましたが、中は広々しています。内湯->露天->そしてその向こうに扉があり、洞窟のような感じになっていました。その先にまた洗い場があって、子供たちはそこで喜んで洗ってました。足を延ばすつもりなら、車で３０－４０分も走れば、日本三大温泉のひとつ草津温泉や、八ツ場ダムで有名になった河原湯温泉、軽井沢の星野旅館の日帰り入浴施設「星野温泉トンボの湯」など、名だたる名湯もハシゴできます。

別荘地なので、当然レジャー施設もいろいろあります。ウチはキャンプ主体だったので、浅間牧場にいって引き馬に乗ったくらいですが、テニスコートがあったり、各種体験施設があったり、小さなお子様向けの遊園地「おもちゃ王国」があったりします。少し前に千葉県の「ターザニア」を紹介しましたが、同様の施設が北軽井沢にも出来てました。「フォレストアドベンチャーあさま」っていう名前です。

もちろん、有名な浅間山の鬼押し出しや旧軽井沢、白糸の滝などの観光スポットも近いです。

  

今回のスイートグラスでは、新しいテントとスクリーンタープをデビューさせました。

今までは10年以上も前に買ったテントとスクエアタープを使ってました。
ただ、今回のように寒い季節はスクリーンタープの方がいいかなという気持ちがあり、９月に入っていい商品はないかと探してみました。スクリーンとメッシュのどちらも開閉できるもの限定で。すると、結構ありますねえ。

一番安いのがキャプテンスタッグの「レニアス」。13800円。

よくある自立型のスクリーンタープではなく、スクエアタープに壁（スクリーン）がついたようなヤツですので、比較的軽く、立てるのも私にはなじみやすそうに思われました。ただ、ポールの数が少なく、スクリーンもビニールシートみたいだという口コミもあり、ちょっとヤグそうに思えたのでパス。

その次が、コールマンの「スクリーンキャノピータープII」で15000円前後。

これは自立型で、なかなか良さそうに見えたんですが、もともと私はどちらかというと狭苦しいのが嫌いなので、320cm×340cmのこのタープよりもっとデカイのはないかなと贅沢なことを考えてしまいました。そこで更に探して遂に思ったようなのを見つけました。

それがコレです。サウスフィールドSF7011ST。

こちらは340cm×360cmと一回り大きく、サイドポールで風にも強く、耐水圧も1500mmとコールマンに比べても遜色なく、キャノピーも大きいです。それで値段は16900円。
安さの理由は、「サウスフィールド」というブランドが、スポーツ用品店アルペンのインハウスブランドで、しかもこの時期シーズンオフ間近ということで在庫処分のため値下げしていたからです。これは我家のニーズにピッタリ。

しかも、アルペンのサイトをついでに眺めていると、このスクリーンタープに接続できるテントが売られていて、しかもこれが値段のわりにデカイ。そのテントとは SF7504CD ですが、300cm×300cmで14900円でした。

実は、それまで我家で使用していたテントは270cm×225cmで、子供を含めて５人家族の我家では、もっと大きいテントが欲しいという声も出始めててたんです。私としては、５人といってもうち２人は小学生なので、荷物を除けばこのテントでもいいのかもしれませんし、今回のように寒い季節は小さいほうが良いかなという考えもあったんですが、これを見つけるともう買うほかない（笑）。テントとタープあわせて、しめて３１８００円でご購入。

で、実際にスイートグラスで立てました。テントとタープはくっつけず別々に立てました。
まず、テントはやっぱり広々してていいですね。荷物を置いても、家族５人が横に並んで寝てもまだゆとりがあります。
インナーテントの前のスペースも結構あって、子供の車椅子なんかもおけてGoodでした。しかも、そのスペースの３方（前、横）いずれも独立して開閉できるので便利です。



スクリーンタープもこの広さなら満足。
建てるのが面倒かなとも思いましたが、そんなに難しくはなかったですね。ただ、フライポールという上部の赤色のポールが死ぬほど差し込みにくかったです。これは後でアルペンのお店にいって、無料で少し短くしてもらいました。


結論として、これはとってもいい買物をしたと思っています。
大きいので、テントサイトが狭いキャンプ場だと立て方を工夫しないといけないかもしれませんが。
  

１ヶ月以上前になっちゃいましたが、10月の体育の日の３連休にオートキャンプに行って来ました。場所は北軽井沢の「スイートグラス」。知っている人は知っている、全国でも屈指の人気オートキャンプ場です。

本物の自然派キャンパーには物足りないでしょう。でも我々のような「なんちゃってアウトドア」派には絶好のキャンプサイトでした。
まず、奥様が感動したのは炊事場で「お湯が出る」ことです。こんな経験初めてです。朝晩の寒い季節は天国ですね、これは。あと、トイレのウォームレットも嬉しい。

寒いといえば、北軽井沢は高原ということで１０月初旬でもとても寒かったです。１泊目は私は寒くてあまり寝れなかった気がします。なんちゃってキャンパーの私達は、エアマットもなく、いつもの調子で銀シートも持たずに出かけたのでした。インナーマットに寝袋だけじゃ、そりゃ寒かろう。ということで、２泊目は厚さ15センチはあろうかというフォールディングマットをレンタルして快適睡眠。ちなみにここでは電気カーペットやファンヒーター（タープ内用）もレンタルしてます。私達はちょっと順番が遅かったので出払ってましたが。

「スイートグラス」のいいところは、キャンプだけじゃないところ。週末はたいてい何らかの教室とかイベントとかをやってますので、いろいろ楽しめます。私達が行った３連休は、年に１度のカントリーフェスタというとりわけ盛大なイベントをやってましたので、本当に楽しかった。それについては今後の投稿でもうちょっとつっこんでお話します。

また、テントすら建てるのがめんどくさいという方々には、コテージやキャビン、ティピーもあります。それもツリーハウスとか、ドッグランつきとか、サンルーフつきとかバラエティ豊富ですし、各コテージには個々に特徴のあるブランコなんかもついていたと思います。

何も持たずに行ける手ぶらプランがあるのはあたりまえ、なんとスタッフが目の前で料理を作って食べさせてくれるセレブプランまであります。

まっ、これは私達のような庶民には関係ありませんが。でも、庶民にとっても嬉しい点が満載。オフシーズンはテント一張り２千円から。また、前泊無料になる「土連泊」プランとか、１張りの料金で２サイトエリアが利用できる「サイトプラスワン」などがあります。

というわけで、なんちゃってキャンパーの皆様、まだ行ってないならスイートグラスを是非お試しあれ（いや、別に私スイートグラスのスタッフでもなんでもありやせん）。