2013年10月08日
いよいよ今回の縦走の最難関、赤岳への登りにさしかかります。
10時23分、キレット小屋を出発。
しばらくは樹林帯の中を行きますが、木々の間からも
とがった岩峰群が見え隠れしています。

やがて、道は樹林帯を抜け、ザレた登りに変わります。
11時頃、最初のクサリが現れます。
いよいよ核心部の岩場に突入です。
見上げると左右に岩峰が見え、その間に空が見えますが、
その方向が目指す道です。

このあたり、岩の谷みたいになっていて(ルンゼっていいます)、
どこかで落石があったら集まってくるので危ないんですよね。
早く抜けれればいいんですが、これがかなり長く続きます。
(通過に1時間弱)
そのうち、ザレた登りの細かい石が岩にかわり、
その岩の大きさが次第に大きくなっていきます。
やがて、どこが通るべき道か分からなくなってきます。
岩の上にペンキで書かれた○や矢印を目当てに進んでいきます。
このあたり、天候が悪いときは注意しないといけないでしょうね。


今来た道を、上から見下ろすと、
よくこんなところを来たものだなって感じです。

ようやく、空と岩の間に、何やら看板のようなものと、クサリ場が見えてきました。

そろそろ頂上も近いかと期待しながら、
クサリやハシゴをいくつか超えていきます。

すると、ポッと稜線に出ました。
しかし、そこから見える赤岳頂上までは、まだまだ距離がありました。
まだまだ遠いやん.........
チョット、気持ちの糸がプツっと切れたので、ここで大休止を取ることに。
時間は11時50分。
昼飯代わりにウイダーインゼリーとスポーツ羊羹(井村屋)を食べました。
ここも景色は最高です。
赤岳はこんな感じ。

阿弥陀岳と中岳も横に大きくそびえています。まだ自分よりも阿弥陀岳の方が高く感じます。

振り返ると、今朝自分がいた権現岳と、その向こうに南アルプスが見えています。

さきほど横を通ってきた岩峰(大天狗かな?)の上には富士山も浮かんでいます。

一息ついたので、もうひとふん張り、頑張りましょう。
12時5分、再び歩き始めます。
尾根伝いの道は、ピークを捲いていたりして、
思ったより赤岳山頂にグングン近づいていきます。
約30分で木の標識がありました。
でも、何が書いてあるのか全く分かりません。

岩に書かれた赤い矢印(写真右上)で2つのルートがあることだけ分かります。
左に道なりに行くルートは、中岳方面からの道と合流するまわり道と推測。
私は直っすく登ることにしました。
岩場の登りにくいルートですが、赤岳の頂上付近はどこもこんなものらしいですね。
10分ほどでハシゴを一つ超えると、真教寺尾根(清里方面)から上がってくる道との合流点がありました。

ここからハシゴとクサリ場を少し登ると、
遂に赤岳頂上に刺さる鉄の棒と頂上小屋が真近に見えてきました!
もう少しだ。

さらに進むと、中岳・文三郎尾根方面から上がってきた道と合流(竜頭峰分岐)。

いよいよラストスパート。
こんなところを登っていきます。
写真の岩を超えれば、頂上はもう目の前です。

ハシゴを2つ超え、遂に遂に、赤岳頂上に到着しましたー。
時間は12時50分。標高2899メートル。
あーしんどかった。
(続く)
10時23分、キレット小屋を出発。
しばらくは樹林帯の中を行きますが、木々の間からも
とがった岩峰群が見え隠れしています。

やがて、道は樹林帯を抜け、ザレた登りに変わります。
11時頃、最初のクサリが現れます。
いよいよ核心部の岩場に突入です。
見上げると左右に岩峰が見え、その間に空が見えますが、
その方向が目指す道です。

このあたり、岩の谷みたいになっていて(ルンゼっていいます)、
どこかで落石があったら集まってくるので危ないんですよね。
早く抜けれればいいんですが、これがかなり長く続きます。
(通過に1時間弱)
そのうち、ザレた登りの細かい石が岩にかわり、
その岩の大きさが次第に大きくなっていきます。
やがて、どこが通るべき道か分からなくなってきます。
岩の上にペンキで書かれた○や矢印を目当てに進んでいきます。
このあたり、天候が悪いときは注意しないといけないでしょうね。


今来た道を、上から見下ろすと、
よくこんなところを来たものだなって感じです。

ようやく、空と岩の間に、何やら看板のようなものと、クサリ場が見えてきました。

そろそろ頂上も近いかと期待しながら、
クサリやハシゴをいくつか超えていきます。

すると、ポッと稜線に出ました。
しかし、そこから見える赤岳頂上までは、まだまだ距離がありました。
まだまだ遠いやん.........
チョット、気持ちの糸がプツっと切れたので、ここで大休止を取ることに。
時間は11時50分。
昼飯代わりにウイダーインゼリーとスポーツ羊羹(井村屋)を食べました。
ここも景色は最高です。
赤岳はこんな感じ。

阿弥陀岳と中岳も横に大きくそびえています。まだ自分よりも阿弥陀岳の方が高く感じます。

振り返ると、今朝自分がいた権現岳と、その向こうに南アルプスが見えています。

さきほど横を通ってきた岩峰(大天狗かな?)の上には富士山も浮かんでいます。

一息ついたので、もうひとふん張り、頑張りましょう。
12時5分、再び歩き始めます。
尾根伝いの道は、ピークを捲いていたりして、
思ったより赤岳山頂にグングン近づいていきます。
約30分で木の標識がありました。
でも、何が書いてあるのか全く分かりません。

岩に書かれた赤い矢印(写真右上)で2つのルートがあることだけ分かります。
左に道なりに行くルートは、中岳方面からの道と合流するまわり道と推測。
私は直っすく登ることにしました。
岩場の登りにくいルートですが、赤岳の頂上付近はどこもこんなものらしいですね。
10分ほどでハシゴを一つ超えると、真教寺尾根(清里方面)から上がってくる道との合流点がありました。

ここからハシゴとクサリ場を少し登ると、
遂に赤岳頂上に刺さる鉄の棒と頂上小屋が真近に見えてきました!
もう少しだ。

さらに進むと、中岳・文三郎尾根方面から上がってきた道と合流(竜頭峰分岐)。

いよいよラストスパート。
こんなところを登っていきます。
写真の岩を超えれば、頂上はもう目の前です。

ハシゴを2つ超え、遂に遂に、赤岳頂上に到着しましたー。
時間は12時50分。標高2899メートル。
あーしんどかった。
(続く)
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