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さて、次の目的地は硫黄岳です。
8時ごろ横岳を出立。

横岳山頂から硫黄岳側へ下りる道には、最初にいくつかクサリ場があります。

クサリ場1

クサリ場2


でも、10-15分で通過できるでしょう。
そんなに高度感も感じませんでした。

あとはのんびりした絶景のプロムナードです。

横岳を振り返るとこんな感じです。

横岳を振り返る


最後に、ザレた坂をジグザグ下れば、硫黄岳小屋に到着。8時30頃。

硫黄岳小屋の入口は、縦走路から見て小屋の反対側(谷側)にありますので、
ほんのちょっとだけ下りていきます(その分、谷側の景色が開ける)。

硫黄岳小屋


念の為、ここでも水を手に入れておこうと、「いろはす」1本400円を購入した後で、
飲料水が1リットル100円で販売されていることに気がつきました。

地図では水場の表示はなかったですが、沢から組み上げているのかもしれませんね。
いろはすは予備としてしまっておいて、水筒に水を満たしました。


ここにも皇太子がお見えになっているんですね。
写真の玄関左脇にあるのは、皇太子のご宿泊記念碑です。
まだ浩之宮様と名乗っておられた頃、昭和61年8月末だそうです。

皇太子は結構いろんなところに登られておられるので、
もう最近は驚かなくなりましたけどね。



硫黄岳はもう硫黄岳小屋の目の前にデンと横たわっています。

硫黄岳小屋からみた硫黄岳


写真中央左寄りの崖をよけて右側を登り、崖の上部を横切っていく道が見えていますね。
よく見ると、崖を囲むように何かがたくさん立っています。

これは下のようなケルン(石積みの塔)です。

ケルン


このあたりはよく霧が出るらしく、
このケルンは霧の時に、登山者が崖に落ちないようにという配慮で
立てられているのでしょう。


上の写真の崖、最初は有名な「爆裂火口」かなと思ってたんですが、違いました。
「爆裂火口」はもっと凄くて、反対側にありました。

硫黄岳の爆裂火口

硫黄岳って、遠くから見ると、ゆったり大きく見えますが、
実は爆発で吹っ飛んだり、両側に崖があったりで、やせ細ってるのかもしれませんね。


9時20分、硫黄岳山頂に到着。標高2760メートル。
この山の頂上は、とてもだだっ広いです。

硫黄岳山頂

硫黄岳山頂標識


小さめの石ばかりなので座るとお尻が痛く、
かといって、草や大きな岩もないので、ちょっと休憩しづらいと感じました。

ただ、硫黄岳山頂も眺望は素晴らしいです。

南は横岳、赤岳、権現岳、阿弥陀岳、北に天狗岳や蓼科山等の八ヶ岳の山々が連なり、
中央アルプス、御嶽山、北アルプスなどが一望です。

<硫黄岳から南を望む>
硫黄岳から南を望む

<硫黄岳から西を望む>
峰の松目とオーレン小屋

上の写真の緑のピークは「峰の松目」というところですね。
眺望が聞かないので人気がないですが、説によっては八ヶ岳の8つの峰の
一つに数えられています(例えば、有名な深田久弥氏の「日本百名山」)。

峰の松目の右下方にオーレン小屋が見えますね。
あそこまで硫黄岳山頂から1時間で下りられます。


(続く)





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