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やっぱり頂上付近の山小屋に泊まって日の出や日の入りを見たいでしょう?

というわけで、スケジュール的にはやや時間が余り気味になってしまいますが、
赤岳頂上小屋か赤岳天望荘に泊まろうと思いました。
(コース時間をかんがみれば、硫黄岳山荘まで足を伸ばすのがベストなんですけどね)

頂上小屋でなく天望荘にしたのは

 (1)天望荘には五右衛門風呂がある
 (2)食事がバイキング形式で好きな量食べれる
 (3)コーヒー、お茶が飲み放題(但し19時まで)
 (4)少しでも前進するので、時間のダブつきが相対的に少ない

からです。

<赤岳をバックにした赤岳天望荘>(朝に撮影)
赤岳天望荘


赤岳天望荘は、南に赤岳山頂があるため南方面の展望が赤岳山頂には劣りますが、
その代わり赤岳山頂が真近に見えていますし、
北には横岳・硫黄岳が、西には北アルプス、東に浅間山、苗場山、奥秩父、富士山などが見えますので、充分、絶景が楽しめる宿と言えると思います。


赤岳天望荘のウェブサイトから予約を入れておいたのですが、
確認画面も表示されず、確認メールもなかったので、予約できてたか不安でした。
でも、チェックアウト時に名前があったのでどうやら問題なかったようです。
というか、9月下旬の平日のこの日は、予約なくても大丈夫でしたけどね。


赤岳天望荘でチェックインすると、このようなカップがもらえます。
カップ

このカップで、飲み放題のコーヒーやお茶を飲むことができるとともに、
食事の時の食券がわりになります。

カップホルダー部分の色は少なくとも2色あって(たぶんもっとある)、
色によって食堂に入れる時間帯が割り振られるようです。
(このカップホルダーはチェックアウト時に返却します)


チェックインが済んだら、とりあえず寝ぐらに荷物を置きに。
寝ぐらは(食堂の)階下にあります。

寝床

ご覧のとおり、ここの寝具は毛布・布団ではなくシュラフです(モンベル製)。
珍しいですね。寝相の悪い人にはこっちがいい?(笑)

平日ということもあり、宿泊客で満杯ということもないので、
並んでるシュラフの3人おきで寝床を割り当てられました。
(つまり左右両側に2人分の空きスペースという、かなりのゆとり)

荷物は寝床には持ち込まず、廊下(=足元)に置く形になります。

私の部屋には窓がなかったですが、窓がある部屋もありました。

天望荘には個室もあります。
相部屋だと1泊2食9000円ですが(ちょっと高い)、個室は3000円増しです(1人で個室を使うともっと高くなります)。



荷物を置いてコーヒーを楽しんだ後、いよいよお待ちかね
五右衛門風呂です。

お風呂タイムは確か、食事前が女性14:30~、男性15:30~
食事後にも、女性、男性それぞれ1回ずつ設定されていたと思います。

寝室から外に出ることなく行けます(ゴムゾウリを履かないと行けませんが)。

一度に4人入ってちょうどくらいの大きさです。

お湯はぬるいです。熱めが好きな人にはお気に召さないかもしれませんが、
私は充分満足。この日はそれ程混んでなかったし(途中から2人になった)、
結構のんびり入ることもできましたし。

石鹸やシャンプーは当然使用禁止です。
シャワーは1つあって、私が使用したときは熱いお湯が出ました。
ただ、食後に使った人は出なかったって言ってましたが。

あっ、そうそう、天望荘は水場等がないので、
お風呂はたぶん天水(=雨水)使用ではないかと思います。



お風呂のあとは夕飯.....じゃなくて、当然ビールですよね。
生中ジョッキ1杯800円也。
ちょっと高いけど、やはり山歩きの後に飲むビールは格別です。



そして、ビールのあとは夕飯(17時15分)。

天望荘の夕食


上の方で書いたように、この山小屋はバイキング形式です。
といっても、品数は10種類ほどですので、誰でも全種類制覇ができますが、
要するに、お替わり自由で好きなものを好きなだけ食べられる
というところが良いですね。

しかも、味はどれもかなりおいしい。山小屋のレベルじゃない。
タラの芽の天ぷらとか角煮とか、また食べたいな。

この写真には載ってませんが、デザートに杏仁豆腐もありまして、
お替わりのときにたくさん取ってきて食べました。



食事が終わると日の入りタイム。

赤く染まる山々は、ホント素敵でした。下の写真は横岳方面です。

夕景


しかも、この人はたまたま、お月見の日。
しかも、スーパームーン(月が近地点近くにあるので大きい)の素晴らしい満月でした。

西に日の入り、東に満月と、結構大忙しでしたね。
月見団子をもってきている手回しのいい人もいました。



そうそう、赤岳天望荘では、携帯電話は私のAUでも繋がりました!
(昨夜の青年小屋は圏外)
ドコモが繋がるのはもちろん、ソフトバンクも繋がってました。
八ヶ岳やるなあ。


午後8時、消灯。



翌朝、

朝食は5時15分だったと思いますが、同じ頃が日の出ということで、
5時ごろには外に出て日の出を待ちます。

徐々に空の色が変わっていくのが幻想的ですね。

天望荘のあけぼの


そして、いよいよ太陽が顔を出しました。

天望荘の日の出1

天望荘の日の出2

天望荘の日の出3

天望荘の日の出4


雲に浮かぶ朝の富士山も、まるで絵に描いたようです。

雲海に浮かぶ朝の富士山



気がつくと、もう朝食が始まっていました。



すみません。箸を勧めてから写真をとったので、少なく見えますが、
どうせバイキングですので、おかわり自由、好きなだけ食べれますから
量は関係ないということで、ご容赦願います。



お腹が膨れたところで、今日も元気に楽しい山行に出発です。

その前に水を補充。
ミネラルウォーター1本500円×2本購入。
ちょっと高いな。


(続く)  



赤岳頂上についた直後、ヘロヘロでしばらくは動けませんでしたので、
絶景を堪能することに。

まあ、それまでもズッと素晴らしい景色だったわけですが、
さすがに一番高いところは一段と素晴らしいですね。

北アルプス、南アルプス、中央アルプスや富士山が、
近くの山々よりかなり上に、本当に浮かぶように見えます。

権現岳の向こうに南アルプス(左から北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ガ岳)

赤岳から南アルプスを望む


入笠山の向こうに中央アルプス

赤岳から中央アルプスを望む


富士山

赤岳から富士山を望む


赤岳頂上に祀ってある祠

赤岳頂上に祀ってある祠


さすが赤岳、人が多いですね。
地方から一気に都会に来たって感じです。

日帰りの人も多いようです。
中には早朝に車で美濃戸に着いて、硫黄岳、横岳と回ってから
赤岳にやってきた強者も。恐れ入りました。


赤岳って、実は北峰と南峰の2つあって(といっても数十秒で着く距離)、
南峰に頂上の標識や祠、三角点があり、北峰に頂上小屋が建っています。

下の写真の右の方に人が見えると思いますが、そこが北峰です。
北峰の向こうに、右から横岳、ゆったりと丸い頂上の硫黄岳、さらに双耳峰の天狗岳が見えていますね。

赤岳南峰から北を望む


アメを食べてようやく元気が回復。
赤岳2899mの標識のところで記念写真をとってもらいました。
やったどー!

赤岳山頂


しばらくして、北峰に移動。
キレット小屋以来、水が不足気味でチビチビ飲んできたので、
赤岳山頂小屋でペットボトルを購入してガブのみするため(笑)。

赤岳山頂小屋


赤岳頂上小屋の売店は下の入口から入ります。
アクエリアス1本400円也。

ちょっと入っただけですが、小ギレイでしたし、奥秩父方面の展望がよさそう。

私は今回、少し降りたところの赤岳天望荘に予約を入れていたので、
スルーしましたが、少なくとも眺望だけなら頂上小屋の方がおそらくイイでしょうね。
今度はここに泊まろうかな。


さて、アクエリアスを飲みながら、再び絶景を眺めて時間をつぶします。
だって、今日の宿泊は30分下りたところにある赤岳天望荘で、
眼下に見えてますから、

赤岳山頂から赤岳天望荘を望む


赤岳北峰から南峰を眺める
赤岳北峰から南峰を望む


中腹の行者小屋と赤岳鉱泉を見下ろす
中腹の行者小屋と赤岳鉱泉を見下ろす


2時5分頃、名残惜しくも赤岳山頂を後にし、天望荘へと下りはじめます。
この道、ただひたすら下りるだけなんですが、
ガレや溝などで結構歩きにくくて、コースタイムは20分でしたが
私はもうちょっとかかりました。

2時32分、今夜の山小屋、赤岳天望荘に到着。


(続く)
  



いよいよ今回の縦走の最難関、赤岳への登りにさしかかります。

10時23分、キレット小屋を出発。
しばらくは樹林帯の中を行きますが、木々の間からも
とがった岩峰群が見え隠れしています。

樹林帯から赤岳


やがて、道は樹林帯を抜け、ザレた登りに変わります。
11時頃、最初のクサリが現れます。
いよいよ核心部の岩場に突入です。

見上げると左右に岩峰が見え、その間に空が見えますが、
その方向が目指す道です。

ルンゼ


このあたり、岩の谷みたいになっていて(ルンゼっていいます)、
どこかで落石があったら集まってくるので危ないんですよね。

早く抜けれればいいんですが、これがかなり長く続きます。
(通過に1時間弱)

そのうち、ザレた登りの細かい石が岩にかわり、
その岩の大きさが次第に大きくなっていきます。

やがて、どこが通るべき道か分からなくなってきます。
岩の上にペンキで書かれた○や矢印を目当てに進んでいきます。
このあたり、天候が悪いときは注意しないといけないでしょうね。






今来た道を、上から見下ろすと、
よくこんなところを来たものだなって感じです。




ようやく、空と岩の間に、何やら看板のようなものと、クサリ場が見えてきました。




そろそろ頂上も近いかと期待しながら、
クサリやハシゴをいくつか超えていきます。




すると、ポッと稜線に出ました。
しかし、そこから見える赤岳頂上までは、まだまだ距離がありました。

まだまだ遠いやん.........
チョット、気持ちの糸がプツっと切れたので、ここで大休止を取ることに。

時間は11時50分。
昼飯代わりにウイダーインゼリーとスポーツ羊羹(井村屋)を食べました。

ここも景色は最高です。
赤岳はこんな感じ。

赤岳


阿弥陀岳と中岳も横に大きくそびえています。まだ自分よりも阿弥陀岳の方が高く感じます。

阿弥陀岳と中岳


振り返ると、今朝自分がいた権現岳と、その向こうに南アルプスが見えています。

権現岳と南アルプス


さきほど横を通ってきた岩峰(大天狗かな?)の上には富士山も浮かんでいます。

赤岳岩峰と富士山


一息ついたので、もうひとふん張り、頑張りましょう。
12時5分、再び歩き始めます。
尾根伝いの道は、ピークを捲いていたりして、
思ったより赤岳山頂にグングン近づいていきます。


約30分で木の標識がありました。
でも、何が書いてあるのか全く分かりません。

判読不能の標識

岩に書かれた赤い矢印(写真右上)で2つのルートがあることだけ分かります。
左に道なりに行くルートは、中岳方面からの道と合流するまわり道と推測。
私は直っすく登ることにしました。


岩場の登りにくいルートですが、赤岳の頂上付近はどこもこんなものらしいですね。
10分ほどでハシゴを一つ超えると、真教寺尾根(清里方面)から上がってくる道との合流点がありました。

真教寺尾根分岐


ここからハシゴとクサリ場を少し登ると、
遂に赤岳頂上に刺さる鉄の棒と頂上小屋が真近に見えてきました!
もう少しだ。

もうすぐ赤岳頂上


さらに進むと、中岳・文三郎尾根方面から上がってきた道と合流(竜頭峰分岐)。

竜頭峰分岐

いよいよラストスパート。
こんなところを登っていきます。
写真の岩を超えれば、頂上はもう目の前です。

ラストスパート

ハシゴを2つ超え、遂に遂に、赤岳頂上に到着しましたー。
時間は12時50分。標高2899メートル。
あーしんどかった。


(続く)  



権現岳山頂にて

権現岳山頂は標高2715メートル。
岩峰状になっていますので、人が座れるような場所は多くないです。

あとでキレットへ向う道から撮影した写真ですが、
少し離れたところから見るとこんな感じです。

キレットへの道から権現岳山頂

てっぺんの岩に人が登っていますが私じゃありません。
私は怖くてこんなことできません(笑)。


この日の快晴の朝の景色は、先ほど見た「ノロシ場」以上の素晴らしい360度のパノラマでした。

富士山、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、北アルプス、八ヶ岳等など.....
まあ、今回はその後もズッと見えたんですが、
やっぱ初日の印象は一番強いものですよね。


この写真では、さっき登ってきたギボシの後ろに北アルプスが見えます。

権現岳から北アルプス

また、この写真では編笠山、青年小屋、ノロシ場と、その向こうに入笠山(富士見パノラマスキー場)が見えており、さらにその奥には中央アルプスと御嶽山が浮かんでいますね。

権現岳から中央アルプス

ひとしきり絶景を堪能した後、
午前8時30分、赤岳に向けて出発。

青年小屋で同宿だった女性は三ツ頭経由で降りるということで、
ここでお別れです。

あと、青年小屋でテント泊だった青年のパーティも居合わせましたが、
彼らもテントに戻るということで、キレットへいくのは私一人でした。


さきほどの縦走路上の分岐点に戻って、今度はキレット方面へ(北方向に)向います。

とりあえず、このあたりからは赤岳方面はこんな感じでまるっと見えています。
気持ちが高ぶりますね。

権現岳から八ヶ岳を望む

これからいくルートはこんな感じになります。

キレットのルート


キレットというのは、たぶん「切戸」という意味で、
遠くから見ると、山脈が一部途切れているような場所をいい、
一旦、ガクンと落ち込むように降下した後、再び登る場所をいいます。
八ヶ岳の場合は、権現岳と赤岳の間のこの区間がキレットと呼ばれています。


まず、最初に名物の長ーい鉄バシゴ「源治バシゴ」に行き当たります。
だいたい20メートルくらいかな?

上から覗くとこんな感じ。

源治ハシゴ 上から

下りた後、下から仰ぎ見るとこういう風です。

源治ハシゴ 下から

まあ、垂直に立ってるっていうわけじゃないので、
下りる分には慎重に一歩一歩進めれば大丈夫です。

だけど、下から登ってきた人に感想を聞くと、
「まだつかないか、まだつかないか」って感じだったそうですので、
登りは(緊張感も含めて)結構疲れるのかもしれませんね。

人が多かったら渋滞しそうな気もするけれど、
キレットを通る人ってそこまで多くはないかな。
あと、雨の時も滑るのが怖そう。

その後は何度かアップダウンを繰り返しながら、徐々に高度を下げていきます。
ピークはだいたい先端部分は捲いていくので、大してキツくありません。
途中に樹林帯にも入るので、暑くて大変ということもないでしょう。


出合小屋への道をわけ、10時頃キレット小屋に到着。
キレットの底というか、鞍部にキレット小屋があります。
つまり、ここから登り返しがはじまるということ。
そういう意味で、この小屋はキレットのオアシス的存在ですね。

キレット小屋

だけど、ここでもご主人はお留守でした。
登山道の整備の為に外出中ということでした。
水が減ってきていたので、ペットボトル買おうと思ったんだけどな。

しかたがないので、念の為、天水をもらっていきましたが、
(いざとなればバーナーがあるので)
後から地図を見て気付いたことだけど、ここ水場があったんですね。
ロケーションを考えたらその可能性を考えて当然か?どアホな私。
幸い、天水のお世話になることはありませんでしたが。


キレット小屋の前のベンチでしばらく体を休めた後、
いよいよ赤岳への登りの始まりです。

(続く)  



2013年9月19日木曜日
この日は青年小屋から権現岳、そしてキレットを経て主峰・赤岳に登る、
今回の中では一番タフな行程です(といってもコースタイム5時間ですが)。

この日は快晴で、最初の目的地の権現岳もくっきり見えています。

青年小屋から権現岳

写真右のゴツゴツしたピークが権現岳、左は途中に通るギボシです。


9月も下旬ですので、やはり朝は小寒いということで、
この日は長シャツの上にフリース1枚を着込み、
ジーンズの下にズボン下を着ました。


6時30分頃、青年小屋発。

最初は樹林帯の中をグングン登っていきます。

振り返ると、青年小屋と、その向こうに編笠山のきれいな丸い山頂が
クッキリ見えます。

ノロシ場手前から青年小屋と編笠山を望む


約30分で、少し開けた「ノロシ場」というところにつきます。

ノロシ場の標識


「ノロシ場」はその名のとおり武田信玄がのろしを上げるのに使った場所だそうです。
180度のパノラマが素晴らしい!

南は、編笠山の向こうに南アルプスが見えてきました。

ノロシ場から南アルプス

その左には富士山が、右に目を転じると、中央アルプスから北アルプスまで
の大パノラマが広がっています。

もちろん、これから登る権現岳も

ノロシ場から見える権現岳

阿弥陀岳もそびえ立って見えています(その向こうには北八ヶ岳の蓼科山も)。

ノロシ場から見える赤岳


もう既に暑くなってきたので、ここでフリースはお役ご免です。

7時10分、ノロシ場から出立。
少し樹林帯を抜けると、西ギボシ(というピーク)に向けたガレ場の登りが始まります。

西ギボシのガレ場

左側(西側)が崖になっているので、天候が悪い日は
落ちないように気をつけた方がいいかもしれません。
もちろん晴れの日は何てことありません。

風が強い場所らしいですが、この日はそんなに強くなく、
冷たい風がここちよかったです。

<ギボシの崖の向こうに見える北アルプスが素晴らしい>
ギボシと北アルプス

さらに登るとクサリ場が連続します。
ただ、念の為についているって感じで、思ったほど傾斜もキツくなく
通過はそれ程難しくありません。


西ギボシまで登ると、東ギボシが見えてきますが、
道は東ギボシのピークには登らず、巻いて進みます。

<ギボシのクサリ場 写っているのは青年小屋で同宿した女性です>
ギボシのクサリ場

8時少し前に権現小屋に到着しました。
ノロシ場での小休止を含めてもコースタイムどおりきましたね。

権現小屋

上の写真の小屋のむこうに見えている岩峰が権現岳の山頂です。
権現小屋のご主人は歩荷(ぼっか)に出ていて不在でした。


権現小屋からは一足投で権現岳山頂です。

権現岳山頂への分岐

権現小屋から上方に見えるこの標識は、
キレット(赤岳)方面と権現山頂・三ツ頭方面との分かれ道ですが、
これを山頂・三ツ頭方面に少し行けば1分くらいで権現岳山頂に到着です。

山道から少し左側(北側)の岩を登ったところに山頂(の標識)があるんですが、
どこから登ればいいのか、わかりにくかったかな。

8時10分頃、権現岳山頂到着。

(続く)